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メディカル・キャリア体験プログラム

メディカル・キャリア体験プログラムに中学生が初挑戦! <br />マウント・サイナイ・メディカル・センターでインターンシップを体験!!

都内中学校に通うよしとも君が、中学生を対象とした初めての企画にひとりで参加

2011年夏、レクサスは中学生を対象とした「メディカル・キャリア体験プログラム」 を実施した。この企画、じつは多くの応募者から定員3名を決定していたのだが、直前に9.11関連のニュースがあったためキャンセル、よしとも君がただひとり参加した。 アメリカの総合病院でインターンシップを経験した日本で唯一の中学生といっても間違いないであろうよしとも君に、プログラムの内容や感想について聞いてみた。

ニューヨーク

インタビュアー:
まず、よしとも君。今回の研修企画に参加頂きありがとう。君の勇気ある決断に敬意を表します。

よしとも君
ありがとうございます。

インタビュアー:
よしとも君は、どうしてこの企画に参加しようと思ったのかな?

よしとも君
レクサスのニューヨーク研修のことは、父から聞きました。僕は、将来の職業についてはまだ考えたこともないですし、必ずしも医師志望でもありません。でもこの研修に参加すれば、アメリカの医療活動の現場を見るという一つの社会経験ができると思いましたし、 それと研修場所がニューヨークということに興味を持ちました。お父さんの強引な後押しもあり、参加することにしました(笑い)。

インタビュアー:
なるほど。参加するのはよしとも君一人だったけれど、怖くはなかったですか。

よしとも君
海外は、家族旅行で2回行っただけ。それも小さいころの事ですし、英語が得意なわけでもないので、正直恐怖感はありました。

インタビュアー:
それでも君は参加した。とても立派だと思います。研修は2日間だったようですが、どんなことをしたの?

よしとも君
2日間ともニューヨークの高校生とペアになり、麻酔科医の先生について手術を見学しました。初日は、30代の女性の左足の手術でした。血の流れが悪くなった血管のバイパス手術でした。2日目は、産まれて間もない赤ちゃんの手術でした。手首や足に巻きついた羊膜帯を取り除く手術です。巻き付いた羊膜帯のせいで血が身体の他の部分に流れなくなるのを防ぐためだそうです。羊膜帯が取り除かれ右手首の皮がグルッと1周剥がされると、中の肉と骨が見えていました。右足も同じ状態で、かわいそうでした。でも、この手術をすることによって赤ちゃんは元気になれるようです。2日目の後半は、教室での授業がありました。
病院のいろいろなところで研修をしている高校生が集まり、シャーマン博士に研修結果を報告する授業でした。一人ひとり、パワーポイントなどを使い発表しました。僕とペアになったジョナサン君も発表しました。午前中の見学した手術がどのようなものであったかを説明していました。その中で、彼は赤ちゃんの心拍数について学んだことを発表しました。手術中見ていたモニターで、赤ちゃんの心拍数がかなり高かったことに気づいたそうです。そのことについて手術を担当した医師の先生に確認したところ、赤ちゃんの心拍数は大人のものより高いということを学んだそうです。

研修

インタビュアー:
よしとも君、教室での高校生の発表は、英語で理解できた?

よしとも君
いえ、無理です。みんな話すのが速い上に、専門用語なんかもたくさんでてくるので、 ほとんど分かりませんでした。ペアになったジョナサン君の話の内容や、初日、2日目の 手術の内容も、すべて後で彼に書いてもらい、それを読んで理解しました。といっても、ジョナサン君が書いたものも習ったことのない単語が多かったり、彼の手書きを判読できなかったりで、ほとんど理解することができず、大半は帰国後、父に訳してもらいました。

インタビュアー:
でもそうすることで、とても良い英語の勉強になったんじゃないかな。ペアになった ジョナサン君は、どんな高校生だった?

よしとも君
僕は英語が下手なのでイライラさせてしまうのではないか、と最初はとても不安でしたが、彼はとても親切に接してくれました。僕が相手の言っていることを理解できないでいるときや、知らない人に話しかけられて困っているときに、きちんとフォローしてくれました。いつでも彼はゆっくり話してくれて、意味が分からないときには別の言い方で説明してくれました。とても気を使ってくれて、やさしい高校生でした。ランチもいっしょに食べたのですが、僕は何を話せばいいか分からなくて、ほとんど無言でいました。
もっと英会話を練習しなければ、と思いました。

インタビュー:
人柄の良い高校生とペアになれてよかったね。よしとも君の生涯の友人になる人かも知れないね。これからも、メール交換するといいと思いますよ。

よしとも君
はい。そうしようと思います。

よしとも君にとって初めてのニューヨーク。その印象は?

インタビュアー:
さて、少し話題を変えましょう。今回の研修場所は、世界の中心といっても過言でない ニューヨークでした。よしとも君にとっては初めての街。どんな印象を持ちましたか。

よしとも君
行く前のイメージは高層ビルの多い大都市、くらいでした。自由の女神、エンパイヤーステートビル、ロックフェラーセンターやコロンビア大学などの観光スポットに行きましたが、東京では見かけないものがたくさんありました。実際は東京より台数が少ないそうですが、ニューヨークにはタクシーが東京よりいっぱい走っているという印象でした。セントラルパークには、リスがあちらこちらにいて、自然にも優しい都市だと思いました。
でも、ニューヨークに住みたいですかと聞かれたら、僕はやはり日本の方がいいです。やっぱり自分は日本人だなと思いました。

インタビュアー:
なるほど。ブロードウエイでは、ミュージカルも見たそうですね。

よしとも君
はい。本格的なミュージカルを初めて見ました。1960年代にヒット曲を数多く出した歌手のストーリーでしたが、歌、踊り、すべてが大迫力でした。ここでも生の英語を理解することはほとんどできませんでしたが、引率の先生に事前にあらすじを聞いていたので、内容はよく分かりました。

インタビュアー:
ニューヨークでの食事はどうでしたか。

よしとも君
引率の先生に、毎日違ったレストランに連れて行ってもらい、いろいろな料理、アメリカン・フードを食べました。驚くのは、どれもこれも一人前の量がものすごく多いことです。 ハンバーガーにホットドッグ、フライド・チキンなど、どれも日本の倍近くありました。

インタビュアー:
日本人とアメリカ人の身体の大きさの違いは、そこでしょうか!?
話を元に戻して、病院での研修について、もう少し聞きましょう。今回の研修の感想をひとことでいうと、どういうことになりますか。

よしとも君
感想を一言で言うと、大変楽しい研修でした。病院で手術室に入り、 機械に繋がれている患者さんを見て来て、「楽しかった」というのは少し不謹慎かもしれませんが、刺激的で楽しかったです。とにかく、病院の手術室に入るのは初めての経験だったので、ワクワクしていました。手術室には自分が医師になって手術するか、患者さんになって手術をされるかのどちらかでないと入れないので、貴重な体験でした。でも、いざ手術室に入って最初に目にしたものは、パックリ切り裂かれた部分が開いた患者さんの足と、その前に立つ医師の姿でした。大量に出血している光景にはビックリしましたが、しばらくすると慣れてしまい、自分でも驚くほど平気になりしっかり観察できました。手術をする医師の仕事とは、こういうものかと知ることができました。

インタビュアー:
それは、とても衝撃的な体験だったね。

ニューヨーク

よしとも君
はい。本当に貴重な体験が出来ました。日本では、中学生が手術室に入り実際の手術を目の前で見学することは絶対に出来ません。病気をして大変な状態にある患者さんを目の前にして、落ち着いて手術をしていく医師は本当にすごいと思いました。 今回の研修に参加して、医師の仕事は人の命にかかわる大変な仕事で、冷静さや判断力、行動力が必要だと感じました。もちろんどんな仕事にも必要な要素なので、僕もこれから頑張って鍛えていかなければと思います。

インタビュアー:
よしとも君が、将来どのような選択をしても、今回の経験は必ず活かせると思うよ。
大事にしていきましょう。

よしとも君
はい。それから今回のニューヨークで自分の英語力の無さを痛感しました。
もっと英語の勉強を頑張ろうと思います。次は、もっと長い滞在をしたいと思います。

インタビュアー:
是非また機会を作って、アメリカに行ってみてください。今回とは違った発見ができると思うよ。今日は、たくさんの質問に答えてくれてありがとう。よしとも君の将来に期待しています。