
- 「小論文」は、「学術論文」ではなく、「数学の証明」でもありません。
- 「学術論文」には、正確なデータと緻密な論理が必要です。「数学の証明」では(少なくとも入試問題では)結論は一つです。ところが入試「小論文」では、ほとんどの場合正確なデータを参照することはできず、しかもテーマは、誰も容易に結論できない難問がほとんどです。問われるのは「自分」、つまり受験生の人間性なのです。
- では、どうすれば「よい小論文」が書けるのか。もちろん、論理的に筋の通る文章を書くことは必要です。しかし、忘れてならないのは、問題点を明確に提示すること、そしてそれを自分の問題として論ずることです。さらに、読んでおもしろいこと、という肉付けがあれば、申し分ありません。
- 問題点を切り出すためには、医学を中心として現代社会に対する知識が必要となります。自分の問題として語るためには、自らの経験を見つめ直す訓練が欠かせません。おもしろく読ませるためには、視点と構成の新鮮さが肝心です。知識の習得、自己表現の訓練、そして読ませ方の技法の体得――この3本柱を、過去問分析によって選び出した頻出テーマを題材にして鍛えていくのが、レクサスの小論文です。